disguiseが次世代のバーチャルリアリティー体験を実現する「メタバース・ソリューション部門」を設立

disguiseが次世代のバーチャルリアリティー体験を実現する「メタバース・ソリューション部門」を設立

映像演出プラットフォームと拡張現実(xR)ソリューションのマーケットリーダー disguise(ディスガイズ)は、メタバースで「次世代型ライブ」「バーチャルプロダクション」「ロケーションベースのオーディオビジュアル体験」を可能にする「メタバース・ソリューション部門」を設立しました。

 

「メタバース・ソリューション部門設立の背景」

近年の Unreal Engine に代表されるゲームプラットフォームは、高精細な3Dグラフィックスのリアルタイム生成を実現しており、メタバースの利用者も「よりリッチで没入感のある体験」を期待しています。
また、ゴールドマン・サックスがメタバースを「8兆ドルのビジネスチャンス」と定義しており、大きな市場への成長が期待されています。
しかしながら、企業はメタバースに必要な技術を獲得し体験提供に着手することを「まだ困難」と感じています。

 disguise は新設する「メタバース・ソリューション部門」により、企業がメタバースを活用できる仕組みを提供します。ライブイベント、オーディオビジュアル、ロケーションベース体験、バーチャルプロダクションなど、コンテンツを強化する既存のdisguiseソリューションを発展させたものです。

 2年前に始まったdisguiseの拡張現実(xR)ワークフローは、50カ国以上において600件を超えるプロダクションを実現し、市場をリードしてきました。その中には、 Gucci や Ferrari といったブランドの発表イベントや、Llama-RamaイベントシリーズとしてDJの Kaskade が Fortnite や Rocket League で行ったようなメタバースでのライブイベントの配信も含まれています。

 

「メタバース・ソリューションのビジョン」

disguiseは、メタバースイベントを実現する SurrealVR や、高度なコンテンツ制作を行う Zoan とのパートナーシップとともに、拡張現実ソリューションをさらに追求します。建築ビジュアライゼーションツール Twinmotion 、ウェブ3Dビューア Sketchfab 、3D写真測量ソフトウェア Capturing Reality といった Epic Games のアプリケーション群にdisguiseのワークフローや専門性を融合させ、メタバースに最適化されたワークフローの提供を進めます。

 メタバースでは「ライブコンサート」に最も大きな需要があり、全成人の45%が「バーチャルな世界でライブコンサートを体験すること」を熱望しています。ローリングストーン誌は「Ariana Grande、J Balvin、Marshmello を筆頭とした”バーチャルアーティスト革命”が起こりつつある」と述べています。

 disguiseは20年以上にわたり、世界的なアーティストのパフォーマンスを始めとする壮大な体験を生み出してきました。Billie Eilish、Ed Sheeran、Camila Cabello、Katy Perry、Kaskade、J Balvinなどの世界的なアーティストや、Coachella Valley Music and Arts Festival や Glastonbury Festival など多くの大規模イベントで使用されています。そのソリューションは、Nike、UNDER ARMOUR、VOLVO、Siemens、Walmart などのブランドで使用されているほか、Dubai EXPO 2020「Al Wasl Dome」、BTS「Love Yourself, Speak Yourself」ツアー、ラッパー Dave による「Brit Awards パフォーマンス」でも壮大な拡張現実とプロジェクションマッピングを活用し、記憶に残る体験を実現しています。

disguiseは、無限に広がる「視界」を提供でき、米国ナッシュビルに新しくオープンした「Nightscape」や、アトランタやラスベガスの「Illuminarium」などのエンターテインメント施設に広く採用されています。これらの施設では、240度の広い視野でリアルタイム生成されるリアルなシーンに囲まれることでヘッドマウントディスプレイなどのVR機器を使わない裸眼の状態で別世界にいるような体験を提供しています。

 これらの豊富な実績により、新部門はFortnite 、Roblox、 The Sandbox、Nianticなどの主要なメタバースプラットフォームはもちろん、新興のメタバースプラットフォームとも連携し、オーディエンスの心に響くメタバース体験を実現する統合ソリューションの提供を実現していきます。

「disguiseは、あらゆるクリエイターがメタバースで新しいチャンスの波を解き放てることを約束します。私たちは常に、複雑な技術をシンプルにし、最も素晴らしい体験に導く「創造性」を引き出すことに注力してきました。 ”メタバース・ソリューション部門” の設立と ”disguise Labs” の立ち上げは、この戦略の重要な要素です。」
disguise CEO:Fernando Küfer

「disguise Labs について」

disguise のエクスペリエンス最高責任者:Alex Wills が率いる「メタバースソリューション部門」は、disguise のチーフオブスタッフ:Abi Bowman が率いる「disguise Labs」という新設の研究部門との連携により、創造性、技術コンサルティング、イノベーションの活性化が行われます。

「disguise Labs」は、メタバースワークフローのテストを行うための実験スペースを提供するグローバルでの取り組みです。Labs New Zealandの責任者: Sam Folkard がニュージーランドに設立したのがきっかけで、今後、ロサンゼルス、ニューヨーク、韓国、ロンドン、モントリオールなどの主要な場所で地域のパートナーを集めながら展開していきます。
そしてLabsのグローバルヘッド: Lara Bowen が Labs のグローバル展開を推進します。

バーチャルプロダクション、ライブショー、ブロードキャスト、コーポレートコミュニケーションなどの専門家とのパートナーシップにより構築される「disguise Labs」は、将来のイノベーションへの導火線です。メタバースを探求する企業やクリエイターは、これらのスペースが提供するユニークなワークフロー、テクノロジー、専門知識を活用することができます。

「この新部門の立ち上げはとてもエキサイティングで、次世代の体験を開発できる具体的なソリューションを提供することができます。disguise のxRテクノロジーは、リアルタイム3Dグラフィックス、空間テクノロジー、先進的なディスプレイインターフェイスなど、メタバースの主要な構成要素を組み合わせて、メタバースへの唯一無二のゲートウェイを提供します。」
disguise CXO / メタバースソリューション担当:Alex Wills

さらに詳しく知りたい方は、2022年6月15日に開催されるウェビナー「Opening the Gateway to the Metaverse(メタバースへのゲートウェイを開く)」にぜひご参加ください。Epic Games、Amazon AWS、ZOAN, そして disguise のオピニオンリーダーを招き、Surreal プラットフォームのメタバースで開催されます。(英語での開催となります)

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